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2026/01/12 09:36

去年の秋にバリ島とジャワ島の古都、ソロに買い付けに行ってきました。

約2年ぶりのインドネシア。
今回はソロを中心に探し回りました。

今は、どんなものもオンラインで買える世の中。わたし自身もオンラインで販売しているわけで。
何故isicaがオンラインでの販売にこだわるかと言えば、1着の服として届けるまでのアナログな作業時間を丁寧に確保する為に。

布探し、デザイン、縫製、ひとつひとつの作業は効率化せずに済むように。
自分の足で布を探す。
一枚づつ柄を見ながら、手切りで裁断する。
1着づつ微妙に違う布の表情を見ながらつくる。

そのゆとりが心地よい服となってお手元に届けられるよう、製作環境を整えたい。
それが願いだからです。

現地まで買い付けに行き、ひとつひとつ真剣に向き合って選んだ布たちは、やっぱりバラエティーに富み、そして、とてもわかりやすく偏りがあり。ああ、わたしが選んだんだなとはっきりわかる。

埃っぽい棚の中から出して、広げて、眺めて。完成を想像して。夕方まで地図を見ながら路地を行ったり来たり。
重たくなった布を入れた鞄を抱えて、突然のスコールの中、ホテルへと持ち帰り、震えながらシャワーを浴びて。

けれど、またホッとひと息ついたと思ったら、ゴソゴソ、ホテルのベッドに布を広げて。
やっぱりかわいいと呟き、ひとり、集まってきた布を見返す。そして、一日があっという間に終わる。

そんな感じで。
ギリギリまで行くか悩み、ギリギリで取ったチケット。
ギリギリの日程で、目標達成とまではならなかったけれど。

帰ってきてからずっと心の中にあたたかい光が宿っています。
久しぶりの感覚。
日本に帰国して3年。暮らしの速度に、忙しなさに、見ないふりをし続けていた自分の求める刺激や高揚感、本来の想像力、創造力を、今回の短い旅でようやく見つけられた気がしています。

今年は6年間暮らしたインドネシアで作られた、バティックの服づくり、腰を据えて再開できそうです。

今回はちょっと高価な手描きのものから、チャップ、プリントまで。
直感で選んだ布で作ります。

同じパターンで仕立てても価格帯に幅が出ます。
けれど、きっと、一期一会の出会いがあると信じて。


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